So-net無料ブログ作成

南イタリアの旅 Matera/マテラ・サッシ [イタリア・Italy]

1993年から世界遺産として登録されているマテーラの洞窟住宅「Sassi/サッシ」
DSC01047.JPG
荷解きをして、さびし気で奇妙な~色のない旧市街を歩きます
DSC01048.JPG
イタリア南部に位置する町・マテーラ
1527771406076.jpg
グラヴィーナ渓谷の斜面の岩肌を掘って造られたサッシ(岩を意味するイタリア語サッソの複数形)
と呼ばれる洞窟住居群が約3000から4000あり
DSC01075.JPG
何層にも重なって渓谷を埋め尽くす壮観な景色が広がります
最盛期を誇る前の岩山の住居跡には、マテーラの長い歴史が覗えます
DSC01074.JPG
このマテーラの歴史はとても古く、この地に人類が住み着いたのは約7000年前と言われています
DSC01049.JPG
8世紀から13世紀にかけ、イスラム勢力の迫害を逃れたキリスト教徒の修道士たちが
洞窟内に130余りの教会や住居を造り、この地に移り住むようになったそうです
15世紀には地中海交易により繁栄
DSC01051.JPG
その後1663年には、当時所属していたプッリャ州オートランドからバジリカータ州に吸収され
同時に州都となり、最盛期を迎えます 
DSC01050.JPG
DSC01053.JPG
1806年に州都がポテンツァに移動し、行政機能が失われると・・・町は徐々に衰退
DSC01082.JPG
人口の増加による住居の不足もあって、多くの貧しい人々は家畜とともに暮らすのを余儀なくされ
衛生面の悪化による死亡者が多発するほど深刻なものでした
DSC01057.JPG
この状況を見かねた政府は、1954年に法整備となる特別法を出し
都市調整計画に基づいて建設された新市街地へ住民を強制的に移住させました
DSC01058.JPG
結果、サッシ地区は無人の廃墟と化し、政府が保有する地区となった時期が有りました
DSC01064.JPG
DSC01085.JPG
打ち捨てられ廃墟と化し、一時期は南イタリアの恥部とも言われたこの町
DSC01068.JPG
1970年代以降は建築学的な価値が認められ、さらには世界遺産にもなったことで一転
DSC01060.JPG
ふたたび~住居・レストラン・ホテルとしても再活用されています
DSC01090.JPG
DSC01065.JPG
サッシの広がる旧市街には
北側の「サッソ・バリサーノ地区 Sasso Barisano」
「サッソ・カヴェオーゾ地区 Sasso Caveoso」の2つがあり
その中間を位置付けをする様に~13世紀に建造されたドゥオーモがあります
DSC01056.JPG
DSC01059.JPG
こうした歴史背景を持つサッシ地区
サッシの文化的・芸術的な価値が見直され
1993年の世界遺産への登録を契機にサッシの保存・再開発が進んでいます
DSC01066.JPG
キリスト教徒が創り上げたサッシの奇観、地形に調和した居住環境
荒廃に耐え、あの頃に馳せる思いを持つ町
DSC01069.JPG
私、全く方向音痴ではないのですが・・・
この町、一人では真面目・マジ・に迷子になります!
ホテル到着後「写真撮って来るから休んでててね~♪」と、元気良~く独り部屋を出たものの~
哀しい&悔しい・・ナント7分後に部屋へ戻って来てしまいました
「どうした????」「だって無理なんだもん[もうやだ~(悲しい顔)]
迷路・迷宮、渡辺真知子の「迷い道」の次元ではない、クネクネ&同じ景観の灰色の町 
でもね、石段を上り下る度に当時の人々の思いが伝わって来るこの景色は~
やっぱりviviちゃんが南イタリアで一番訪れたかった場所[黒ハート] 
涙溢れる感動&迷宮(一人では絶対に歩けない)の景色は~まだまだ続きます^^
nice!(101)  コメント(19) 
共通テーマ:blog

nice! 101

コメント 19

えーちゃん

サッシって、YKKか?(゚□゚)違うって。
この地に人類が住み着いたのは約7000年前~
日本は何時代?
by えーちゃん (2018-06-04 01:09) 

tommy88

「さびし気で奇妙な~色のない旧市街」はいい表現だと思います。
色気のない町やなぁ、と最初の写真を見て思いました。
汚いとまでは言いませんが、色気がありません。
それを「さびし気」から始めたのは成功です。
おそらくその地への愛着があるからでしょうね。
嫌悪する対象に「さびし気」は使いませんからね。

by tommy88 (2018-06-04 06:22) 

よーちゃん

南イタリアの恥部と言われた街が、世界遺産になったのですかー。
うーむ、深いいいいわ。
ここで迷ったら一生、元の場所に戻れなさそう(^_^;)
by よーちゃん (2018-06-04 06:28) 

ぽちの輔

GPSで自分の位置を確認しながらじゃないと厳しそうですね^^;
by ぽちの輔 (2018-06-04 06:42) 

たじまーる

いろんな状況を乗り越えて
今では世界遺産ですかあ(⌒‐⌒)
しかしこの街は見た感じ
迷子になるの間違いなさそうですね(>_<)

資格試験の応援コメントありがとう御座いました<(_ _*)>
応援戴いたのにも関わらず
あまりにも出来が良くなかったため
試験合格するまでは自らの戒めのために
ソネブロ無期限休業することに決めました。
またお会い出来る日までさようなら。
by たじまーる (2018-06-04 06:45) 

横 濱男

洞窟探検みたいに、紐を伸ばしていかないと帰ってこれませんね。
街の色も単調だから皆同じ。。
帰ってきて正解だったかもね。
迷子になっても、場内アナウンス無いし。。
by 横 濱男 (2018-06-04 07:09) 

momo

方向音痴の私なら迷子になること間違いなしですね^^;洞窟のような建物がなんとも言えない不思議な雰囲気ですね^ ^
by momo (2018-06-04 07:57) 

旅爺さん

ま寺の中心部の高い所にドウオモがあったのを憶えてます。
今でも人が住んでる家があるんですね。2階の床に穴明けて水抜きにしてたり、観るところは多いですね。
by 旅爺さん (2018-06-04 08:17) 

raomelon

廃墟と化した時期から、世界遺産へ
南イタリアで一番訪れたかった場所と言うのが
お写真からも伝わって来ます^^
ピンクの花や、洗濯物に生活感が感じられますね
色のない街に素敵なアクセント、素敵な切り取りです^^
大阪3姉妹、束になっても歩けそうもないですね^^;
by raomelon (2018-06-04 09:26) 

あおたけ

斜面にひしめき合う石造りの家々、
これは圧巻の眺めですね!
サッシと言う住宅の名称は、
岩を意味するサッソの複数形なのですね。
栄枯盛衰を繰り返したような、
歴史的ないきさつも趣き深いです。
それにしても、この細かい路地は、
お写真を見ているだけでも迷いそう〜(^^;)
まさに迷宮ですね(笑)
by あおたけ (2018-06-04 09:26) 

くまら

廃墟と化した地域に再び住もうと決意した方々
当初は大変だったろうなぁ
by くまら (2018-06-04 09:29) 

ma2ma2

海外は古い街並みがあると迷路になりますね!
オーストラリアで迷子になって、タクシー拾ってホテルに戻った事あります(^^)
by ma2ma2 (2018-06-04 10:39) 

hatumi30331

大阪3姉妹ならとても歩けないよ~(>_<)
でも、素敵な街♪撮りまくる!
病院は疲れる。
by hatumi30331 (2018-06-04 11:02) 

kuwachan

迷うか迷わないかちょっと試したくなる街です^ ^
迷いながら歩くのも楽しそうです。
再活用されたのが意外と最近なのにびっくりです。
洞窟だったから遺っていたのでしょうね。
by kuwachan (2018-06-04 15:41) 

とし@黒猫

これでは方向がわからなくなりますね。
自分は、歌詞通り、人生迷い道くねくねです。
by とし@黒猫 (2018-06-04 19:25) 

とまと

いろんな歴史があるんですね~
そしてここは迷いますね^^
by とまと (2018-06-04 22:35) 

ちょろっとぶぅ

わぁ~♪ ここも行ってみたいぃ~♪o(^∞^)o
迷子になっちゃうの?
迷宮の世界に入り込みたいけど、迷子は嫌だ!

足跡、残しながら散歩しなきゃ(笑)
by ちょろっとぶぅ (2018-06-05 15:45) 

さる1号

これは素敵な路地♪
迷いながら散歩してみたいな^^
by さる1号 (2018-06-06 05:31) 

テリー

この道は、私も一人では、迷子になりますね。
こういう時、スマホのGoogle Map が使えると、便利ですね。
by テリー (2018-06-06 18:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。